2009年03月31日

内定取り消し1800人超え、取り消し企業の社名発表も

今週卒業予定者のうち、企業から採用内定を取り消された人数が、前回2月の調査より更に271人増えたと厚生労働省が発表、また、内定取り消しを行った企業2社の社名を公表した。

内定取り消しを行った企業の社名公表は今年1月に導入された制度で、今回の2社公表が初回となる。

企業名公表には条件があり、事業活動の縮小を余儀なくされているなど、やむをえない事情とは認められない場合の取り消しと、同一年度内に10人以上を取り消したなどの5項目のうち、1つでも該当した場合に限られる。

今回の2社はどちらも10人以上の取り消しに該当し、発表された。

現在までに内定取り消しを受けた学生は1845人、うち1501人が大学、344人が高校、取り消しを行った企業は404社だという。

大手企業の内定取り消しや一括して大量の取り消しを行った企業はニュースに取り上げられるが、その他、報道されていない企業と、その取り消しを受けた学生らの数を改めてみてみると、とんでもない数だと思い知らされる。

このうち、現時点で他の就職先を見つけた学生はどのくらいいるのだろうか。

内定取り消しについては、事業継続のためにやむを得ず、という企業も多いことから、一概に批判できるものとも言えないが、一度は採用した責任があるのだから、その後のサポートが重要だろう。

明日から新年度、春を無事に迎えられた新卒者は何人いたのだろうか・・・。




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Posted by nikki001 at 13:43│Comments(0)
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