2009年03月30日
報道ステーション、放送倫理違反認定受ける
2008年7月に放映されたテレビ朝日系「報道ステーション」にて、野中広務・全国土地改良事業団体連合会会長の名誉を棄損しかねない重大な放送倫理違反があったと、放送倫理・番組向上機構と、放送と人権等権利に関する委員会が認定した。
同番組の放送内容全体から受ける印象は、野中氏が政治力で膨大な不要事業を行ってきたという認識を視聴者に与えた可能性を指摘し、その政治力を印象付けるためだったとしても、極めて安易で短絡的に過ぎると批判、今回の決定となった。
ある程度、報道番組などは報道の自由の名のもとに独自の見解を示す内容を放送することがあるものだが、今回の場合はその範疇を超え、視聴者に誤解を与える可能性があると憂慮されたのだろう。
どこからどこまでが「番組の見解」として認められるのか、その線引きが難しいところだが、今回の一件はひとつのボーダーラインとなったかもしれない。
たるみ
同番組の放送内容全体から受ける印象は、野中氏が政治力で膨大な不要事業を行ってきたという認識を視聴者に与えた可能性を指摘し、その政治力を印象付けるためだったとしても、極めて安易で短絡的に過ぎると批判、今回の決定となった。
ある程度、報道番組などは報道の自由の名のもとに独自の見解を示す内容を放送することがあるものだが、今回の場合はその範疇を超え、視聴者に誤解を与える可能性があると憂慮されたのだろう。
どこからどこまでが「番組の見解」として認められるのか、その線引きが難しいところだが、今回の一件はひとつのボーダーラインとなったかもしれない。
たるみ
Posted by nikki001 at 23:04│Comments(0)